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ストーリーストックを持とう

いわゆる営業トークということと、何ほども変わらないのですが、デジタルの力を使って、写真や映像のコンテンツストックを個人が作れる時代になってきましたが、もう一歩進めたフェイズとして、僕はストーリーストックというのが大事だと思います。

敏腕営業マンも売れっ子芸人も「ネタ帳」というものを持っています。かく言う僕も、自分しか見ない仕事ノートを持っています。ただそういうものって非常に私的で、しかも成型も綺麗に為されてなくて、パッケージとして色々なところで使い回しが効く、というものでもないと思います。他人のノートを見ても、言葉の強弱とか行間の意味性とかまで類推することはできません。あくまでも書いた本人のみしかわからない手がかりがそこかしこに隠されているわけであって。

先日、ふと思い立ち、このブログ、書籍化しました。とは言え、「自費出版」までにも至らず、「自費製本」で、ブログのデータを自動的にPDF化し、それを製本して届けてくれるサービスで10冊ほど作っただけなのですが(1冊3000円くらいで、どなたでも作れます)。そう言ったものをおそらくこのブログなぞ読まないであろう人にお配りし、日々更新されていくものが、ある程度のボリュームでまとめられ、パッケージとして見られた時にどういう評価を受けるのか、ということを少々楽しみにしながら反応を待っています。

kosukekato.comの記事というのは切り売りが効きます。何かこうネット上で議論がある時に、昔こういう記事を書いたのだけど、というような使い方で紹介ができます。また営業先で関連した議論があると、その内容を反芻しながら以前に記事に書いた内容を話したりすることもあります。

これは言わばkosukekato.comが加藤康祐のストーリーストックになっている、ということです。

先ほど述べたようにノートに書き溜められた文言というのは、往々にして自分のための情報です。それをブログというフィルタを通すことで、より万人向けに、ある種のメッセージ性を込めた形で、ストーリーに仕上げるのです。この一手間が、実は「持ちネタ」を増殖させ、醸成するのに大きな役割を果たしていると思います。

ストーリーを作るという行為自体は日常生活においても一番即興性を必要とされることではないでしょうか。でもこの即興性なかなか鍛えるのは難しいことのように思います。そうであれば基本となるストーリーを時間の空いた時に書いておくということは、ある種、近い将来への保険足り得るのではないでしょうかね。

ただそういう画策は実は二の次で、まず以ってこういうところにこういう記事を書くという行為が好きなのです、僕は。これは自分の適性に感謝です。自分で楽しいと思ってないと継続は辛いですから。

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