名作を掘り起こす出版社のイメージ戦略
Posted on | 2007/8/18 19:14:20
デスノート漫画家 太宰治代表作「人間失格」表紙を描いて大ヒット
本の売れ行きは十中八九背表紙で決まる、中身は関係ない、と出版関係者が言っていたという話を聞きますが、人気漫画『デスノート』の作者小畑健氏が表紙のイラストを描いた、太宰治の『人間失格』が売れているんだそうです。また夏目漱石や宮沢賢治、武者小路実篤などによるいわゆる名作の表紙に蒼井憂さんの写真を持って来るということを集英社がやっています。
売れるために大衆に迎合してると言えばそうなのですが、名作は広く親しまれ読まれてこそ名作であり続けるわけで、名作を保持する「名作ホルダー」は、ある種それを広く知らしめる義務もあるわけですよね。そういう意味で考えれば、単純に商業主義的と毛嫌いすることでもないのかなあと。
実際、小畑健氏の『人間失格』の表紙などイメージにぴったりですし、蒼井憂さんの写真も忘れかけていた「純文学」という言葉を思い出させてくれるようで、なかなかいい線を突いていると思います。


意外と知らない、「ヒトリシゴト」。案外、愉快で、楽しいです。気軽に読める、ビジネスエッセイ。

プランナー、加藤康祐のブログ、kosukekato.com : the idea espressoに掲載したコラム、2006/7/20「歴史は作られている」から2010/5/23「行為が流通するプラットフォームに新しい時代を感じる」を一冊の本にしました。

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