萩、秋吉台、津和野
Posted on | 2009/8/30 21:29:28

毎夏恒例日本列島ぶらり旅、今年は山口宇部空港から入って、秋吉台、萩、津和野と回って来ました。2泊とも萩に宿変えて泊まりまして、最高に気持ちが良い自然と、美味しい食事とお酒と、美しい田園風景に心癒されて来ました。帰って来て周囲に萩に旅行に行ってきたら、「シブッ」「なかなか行かないねえ」と言われましたが、そういうところがここ数年の気分なんですよね。
元々、萩に行きたいなと思ったのは、司馬遼太郎氏の『世に棲む日々』に惹かれて、だったのですが、思っていた以上に、事前に調べていた以上に、とてもとてもいいところでした。折しも投票前で、滞在先でも選挙カーで演説が繰り広げられてましたが、緑と青に囲まれた世界に身を置くと、何か世俗の煩わしさを忘れて、心地よい気分に浸れました。
秋芳洞
秋吉台のカルスト台地の下には、日本最大級の鍾乳洞が広がっています。真夏のこの季節にあってもなかはクーラーの中にいるみたいで涼しく、何か『インディジョーンズ』のセットみたいな壮大さで、旅行の頭から驚かされました。
秋吉台
もうここ最高ですよ。天と地しかない。青い空に緑の小山が広がって、そこに石灰岩が顔を出していて、ちょっと浮世離れした光景です。浄化ってこういうところでなされるんだろうと思いました。何もないことが心地よい。
萩
1日目は東萩の夕景の宿 萩小町という旅館に泊まりました。5Fの部屋で眼前に萩の海が広がる最高のロケーション。夕暮れが沈むところは曇天で撮影できませんでしたが、十分に海の美しさは堪能できました。
翌日、お待ちかねの萩市街散策です。維新の英傑たちはほんの3ブロックくらいの中に住んでいたんだという事実を知りました。お寺の住職さんとちょっとお話しする機会があったのですが、山口って一番多くの総理大臣を輩出しているんですね。その辺の文化度の高さは明倫館の佇まいを見ても感じました。朽ちてゆく古いものが何ともいえぬ味わい。
津和野
森鴎外の育った町。安野光雅氏の育った町。鯉と歴史ある街並みの町ですが、いわゆる山間に川が流れ、それに沿って集落がある、日本の山村風景の姿を高いところから眺望できて、とても面白かったです。津和野伝統工芸舎も気に入りました。
総括しますと、最高でした。行く先々目を楽しませてくれ、勉強にもなったし、いわゆる司馬遼太郎さん的視点を、書物以外からも肌感覚で体験してくることができました。歩くのも、撮影するのも、食事をするのも十二分の充実で、それなりの歳月を過ごしてから、もう一度訪れてみたいところですね。


意外と知らない、「ヒトリシゴト」。案外、愉快で、楽しいです。気軽に読める、ビジネスエッセイ。

プランナー、加藤康祐のブログ、kosukekato.com : the idea espressoに掲載したコラム、2006/7/20「歴史は作られている」から2010/5/23「行為が流通するプラットフォームに新しい時代を感じる」を一冊の本にしました。

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